祭神:葛木一言主大神、楠木正成、後醍醐天皇
名峰金剛山は金剛生駒紀泉国定公園の最高峰で、海抜1,125メートルあります。
古来高天山とも呼ばれ、神武天皇大和平定の際、葛の網で土賊をおおい殺されたことから、葛城という名がついたと言われています。
神社の創始は約2,000年前の崇神天皇の御代で、事代主を奉祀していましたが、後の古事記・日本書紀に、第21代雄略天皇が御狩に登山された時、葛木一言主神が御出現され、「善きことも一言、悪しきことも一言、只一言のたまえば、神一言主である」と宣言された葛木一言主を奉祀し、一言だけ願いをすれば叶う神として有名になったとのことです。
また、日本で初めて手を拍って物を受け渡しされた故事により、柏手の元祖、一言恵比須とも言われ、商売繁盛の福の神とも称せられます。