吉野のかくれ里「葛城から吉野へ」巡る|白洲正子が愛した「大和のかくれ里」を巡る旅

吉野のかくれ里「葛城から吉野へ」を巡る

  • 奈良市内
  • 【車60分】国道24を橿原方面へ約25km、県道116を御所方面へ約5km、「玉手交差点」を右折してすぐ茅原バス停の付近。
  • 吉祥草寺
  • 【車15分】県道118から国道24に抜け御所駅方面へ。
    「御所駅南交差点」を左折し、葛城山登山口方面へ約3.5kmの付近。
  • 不動寺
  • 【車45分】県道30に戻り御所方面へ、「名柄交差点」を左折し、国道309を吉野方面へ約15km、六田駅を過ぎてすぐ。(美吉野橋手前)
  • 柳の渡し
  • 【車45分】県道15を吉野山方面へ約10kmの付近。
  • 金峯神社
  • 【車10分又は徒歩35分】北へ約2kmの付近。
  • 吉野水分神社
  • 【車1分又は徒歩5分】北へ150mの付近。
  • 花矢倉
  • 【車5分又は徒歩20分】北へ約1.5kmの付近。
  • 櫻本坊
  • 【車5分】北へ約1kmの付近。
  • 金峯山寺・蔵王堂
  • 【車90分】
    R169戻り奈良方面へ
  • 奈良市内
  • 周辺観光情報
吉祥草寺

「茅原というのは、文字どおり萱や葦の生えていた原で、古代には沼沢地であったのだろう。そこには吉祥草が一面に生えていた。(中略)役小角(えんのおづぬ)が生まれた年は、この辺一帯は花ざかりであったという」
(本文より)

吉祥草寺
吉祥草寺
大とんど
大とんど
吉祥草寺
吉祥草寺
修験道の開祖役行者の誕生地で、寺も役行者によって開創されたと伝えられています。本堂は応永3年(1396)の再建によるもので、本尊は不動明王を中心とする五大力尊。毎年1月14日には高さが5mある雌雄2本の松明に火をつけ、その年の豊凶を占うことで知られる「茅原の大とんど」が行われます。
  • 本山修験宗 茅原山金剛寿院 吉祥草寺
  • 御所市茅原279
  • 0745-62-3472
  • 有り/バス不可
  • ・近鉄御所線「御所」→奈良交通バス 橿原神宮前経由八木行き(8分)「茅原」→徒歩3分
    ・JR和歌山線「玉手」→徒歩5分
不動寺
不動寺
不動寺
葛城山ロープウェイ登山口駅前に位置しています。曹洞宗で清滝山戒那院と号し、御本尊の釈迦如来のほかに、観喜天と大威徳明王、更には葛城山で修行し山岳修験道を開いた役行者の像も安置しています。
なお、本文中にある「不動の滝」へは徒歩約15分ですが、山道のためお気をつけ下さい。
柳の渡し
柳の渡し
柳の渡し
大淀町と対岸の吉野町を結んでいた「柳の渡し」は、大正8年まで続いていました。平安時代、醍醐寺を開いた聖宝源大師が大峰修行の行者のために設けた渡しと言われ、かつて行者たちはここで身を清めました。
吉野水分神社

「この神社には、有名な玉依姫の命の神像が祀ってあるが、水分というからには、吉野山ではもっとも古い霊場の一つであろう。女人禁制の山に、蔵王権現と並んで、美しい女神が在すのはおもしろいことで、行者にいわせれば、それこそ陰陽合する所に万物は生ず、と説くかも知れない」
(本文より)

吉野水分神社
吉野水分神社
水の配分を司る天之水分大神を主神とし、7柱を祀っています。この「みくまり」と「みこもり」が訛って俗に「子守りさん」とよばれ、子授けの神として信仰を集めています。社殿は慶長9年(1604)に、この社の霊験によって誕生したとされる豊臣秀頼によって再建されたものです。
2004年7月に、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。なお、「玉依り姫の命」の神像は、ご神体のため非公開となっています。
花矢倉
花矢倉
花矢倉
源義経の忠臣として従った佐藤忠信が、追い来る吉野の僧兵横川覚範らに矢を雨のようにあびせかけた所といいます。吉野山で最高の展望台で、吉野山の町並みを眼下に、龍門山塊や葛城・金剛の山並みが大パノラマとなって望めます。
櫻本坊

「文化は発達しすぎると、柔弱に流れる。人間は自然から遠ざかると、病的になる。多分に野蛮なところはあるけれども、そういう危機からいつも救ったのは、山岳信仰の野生とエネルギーであった」
(本文より)

櫻本坊
櫻本坊
櫻本坊
櫻本坊
「秋の吉野山は閑散としていた。車も通らなければ、人影もない。またたく中に下の千本をすぎ、蔵王堂を右に見て、桜本坊へ着く。このあたりを中の千本というが、花のない吉野山は物足りないかわり、南朝の哀史や義経の悲劇が、山気の中に惻々として迫って来る」
(本文より)
大海人皇子(のちの天武天皇)の勅願寺と伝わり、山伏文化の殿堂といえるほど、重文等の宝物が多く残ります。
  • 金峯山修験本宗 大峯山護持院 櫻本坊
  • 0746-32-5011
  • 8:00~17:00
  • 有り/バス可
  • 近鉄吉野線「吉野」→ロープウェー「吉野山」→徒歩25分
金峯山寺・蔵王堂

「すると、にわかに天地が震動して、恐ろしい荒神が大地から湧出した。『大忿怒大勇猛』の蔵王権現で、これこそ彼が長年求めた新しい神であった。それは自然の猛威を秘めた山岳の表徴であるとともに、古代の山の神の生まれ変わった姿でもあった」
(本文より)

金峯山寺・蔵王堂
金峯山寺・蔵王堂
吉野山の尾根上に高くそびえる、金峯山寺の本堂・蔵王堂。当寺は、飛鳥時代に修験道の開祖、役行者によって開かれました。安土桃山時代の再建である現在の堂宇は、木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇ります。本尊は3体の蔵王権現。いずれも高さ7mの巨像で、国内最大級の厨子に納められた秘仏です。
2004年7月に、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。
  • 金峯山修験本宗 国軸山 金峯山寺
  • 0746-32-8371
  • 8:00~17:00
  • 〈蔵王堂〉大人400円/高・中校生300円/小学生200円(特定期間は別)
  • なし
  • 近鉄吉野線「吉野」→ロープウェー「吉野山」→徒歩10分